日本の平等主義に学べ、貧富の差が拡大し続ける中国

以下は、サーチナで見つけた記事
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2011/01/22(土) 19:25

  中国中央電視台で放送されている『今日観察』の評論家、劉戈氏はこのほど、「わが国は日本の平等主義に学ぶべきだ」と主張した。環球時報が報じた。

  劉戈氏は「わが国がGDPで日本を追い越した話題について、中国人は非常に冷静だ」と述べ、中国人にとっては中国と日本の差は、国民1人当たりGDPで比べられるほど単純な問題ではないと主張。1人当たり4000ドルを実現したとしても、中国が抱える問題は日本以上に複雑であると述べた。

  1970年代半ばに日本は1人当たりGDPで4000ドルを実現した。当時、日本は1960年代に始まった所得倍増計画を通して、すでに「1億総中流社会」となっていた。現在、日本のジニ計数(数値が小さいほど格差が小さい)は0.24だが、当時すでに0.3以下だった。日本では工業化・都市化と同時に、貧富の差も大幅に縮まったことを意味する。日本と同様の状況をたどっているのは韓国と台湾だけだ。1963年、台湾地区のジニ係数は0.3231で、1980年には0.277に低下したが、多くの新興国家では工業化・都市化とともに貧富の差が拡大し、「発展の負のジンクス」ともいえる様相を呈(てい)している。

  中国の直近30年の発展は目覚ましいが、インドと比較した場合、1人当たりGDP、経済成長速度、インフラ建設、1人当たり電力、1人当たり鉄鋼量などほとんどの経済指数で中国が大きくリードしているものの、ジニ係数だけはインドに劣っている。2009年インドのジニ係数は0.368で、中国は0.47だった。これは中国における富の分配が不均衡であることを意味している。

  世界で中国よりもジニ係数が高い国は、ブラジル、チリ、アルゼンチン、ペルー、南アフリカなどがあり、多くは現代化への迷走を続ける国家だ。中国のジニ係数は1994年に一般的に警戒レベルとされる0.4を超えてから、98年には0.456、99年には0.457、01年には0.459と年々上昇している。成長速度はさほど速くはないものの、一貫して上昇し続けていることには警戒が必要だ。

  ここ数年、中央財政の移転や、社会保障などの措置で貧富の差を縮める措置が取られているものの、現状では富の分配のかたよりには変化がない。中国はすでに発展の負のジンクスに足をとられつつある。社会が均等に富むことへの共通認識や、強力な推進が得られなければチャンスを逃すことにもなりかねないだろう。(編集担当:畠山栄)
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日本のジニ係数は、去年あたりは少し大きくなったらしいが、、、。

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