完全に競争力を失った日本車

以下はライブドアで見つけた記事
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GMの資本投資を受け急成長を遂げた「上海通用五菱」
中国市場で絶好調なのは日本のメーカーだけではない。今や経営破綻をしたGMの稼ぎ頭になっているのは中国。ビュイックやシボレーといったGM本来のブランドだけでなく、日本で馴染みの無い『上海通用五菱』(今週、資本比率を44%に引き上げた)という新興勢力にも資本を投入し、絶好調である。
なかでも日本のメーカーにとって脅威の存在になりつつあるのが、上海通用五菱などで生産される格安車だ(40万円くらいから買える)。壊れないクルマを安価に作れるのだろうか? その中でも、今年の9月に発表され、大人気車になっている『宏光』(ホングァン)というミニバンを紹介したい。

ボディサイズは全長4300mm×全幅1680mm。初代ノアと同じくらいの大きさをイメージして頂ければ間違いない。ただホイールベースが2720mmと長いため、必要にして十分のキャビンスペースを確保している(3列シートの8人乗り)。シートアレンジメントも豊富。GMのエンジンブレムが付いている4気筒エンジンは、1.2リッター71馬力と1.4リッター102馬力の2タイプ(輸出仕様は1.6リッター)。車重1130kgと、1.2リッターエンジンにとってややヘビーウエイトながら、ローギアードのマニュアルミッションなので案外走るという。サスペンションはフロントがストラット。リアにリジットという手堅い設計で、おそらく五菱自動車の創業時に参考とした(コピーをした、と同義語)スズキの1BOXカーの流れを汲むと思われる。まだ道路事情の悪い中国では、1にも2にも3,4無くて5に耐久性。タフさが要求されます。
装備も充実しており、ABSや運転席+助手席エアバッグ、パワーウインドゥやLEDストップランプなど、一通りの快適装備は付いている(オプションを含む)。これで同じクラスの日本車の半額以下の55万円という価格なんだから驚く。しかも納得できるクオリティを持つらしい。

五菱自動車は、いわゆる「民族系」に分類される中国独自資本(生い立ちは手作りで日本車のコピーをしていた小規模のメーカー)。技術力を評価され『上海汽車集団』という大手グループからの投資を受け(この時にGMも資本投入した)、急速に販売台数を伸ばし始めた。
5年ほど前までの五菱自動車と言えば、文字通り「安いだけ」のクルマだったものの、GMが技術指導するようになって急速に品質を向上させてきた。基本骨格の同じクルマをインドでも生産し、GMブランドで売るというからグローバル。このジャンル、日本車は完全に競争力を失っている。

日本に居ると世界でどんな競争が行われているか解りにくい。外交問題だけでなく、我が国の稼ぎ頭となっている自動車産業についても、もう少し危機感を持つべきなのかもしれません

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