学力の低下

最近、学生の学力が低下しているとよく言われるが、ぼくは仕事がらそれを体験している。
定期試験では、毎年、ほとんど同じ問題を一つ出している。
これで、学生のレベルの経年変化を測定できる。
確かに学力は下がって来ている。
例えば、対数計算ができない学生が増えてきている。
この現象は、いわば、「ゆとり度」が上がってきているということであろう。
高校からゆとり教育なら、ゆとり度が低いが、小学校からゆとり教育なら、ゆとり度が高い。

ゆとり度が上がってきているのは、学力だけではない。
3年ほど前であるが、1年生の或る科目で中間試験をやったのだが、
そのとき、一人の学生が、副手(=試験監督の手伝い;大学院生のアルバイト)に質問したそうである。「隣と相談してよいか?」と。
もちろん、その副手は「だめ」と答えた。
しかし、この質問は、ある意味、なかなか画期的である。
高校でどういう教育を受けてきたのであろうか。

ざっと、今の偏差値50は、7、8年前の偏差値45くらいではなかろうか。

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