日本語政策

日本語は、義務教育では、国語と呼ばれる。
国語教育は、文部科学省の本省の課がしきっている。
これに対して、外国人用の日本語教育は、文部省の文化庁でしきっている。
また、外務省が監督している国際交流基金が、日本語教育を行っている。
日本語の教育には、二つの省が関与しているのである。
一元化が強く望まれる。

国語と言う言葉は、基本的には、日本独自のものであるらしい。
明治維新後に作られた言葉である。
しかし、この「国語」は、第2次世界大戦中には「日本語」に代わった。
東アジアの国、例えばインドネシアで、「国語」と言ったら、
それは、国の言語であるところの「インドネシア語」を意味してしまう。
だから、「国語」は都合が悪いのであった。
当時、「日本語」はニホンゴと読むのではなく、ニッポンゴと読んだらしい。

そして、敗戦で再び「国語」に戻った。
この「国語」という言葉は中国等に輸出されているらしい。
その後、日本の経済成長とともに、多くの外国の人が日本に来るようになった。
だから、「国語」では具合が悪くなった。
21世紀になって再び「日本語」と呼ぶようになった。
今度はニホンゴと読む。

最近、漫画等で、外人が日本語を学ぶようになっているらしい。
また、介護等で、インドネシアやフィリピンの人が日本語を学んでいる。
日本語は難しい。
例えば、日本語は、小難しい漢字が多い。
日本語は、簡単にする必要がある。
少し前に、国語研究所が「簡約日本語」なるものを発表したが、
あまり評判は良くなかったようである。
しかし、日本語が生き残るには、日本語を簡単にする必要がある。
だから、「簡約日本語」の議論は継続すべきである。
そのような試みは、続けられているようである。
しかし、それは、あくまで外人を対象にしている。
外人ばかりでなく、日本人向けにも日本語は簡単にすべきであろう。

インドネシア等の人が介護試験を受けるに、日本語の問題文が障壁になっているが、
単語を簡単するだけではなく、漢字には全てふりがなをふってもよいのではなかろうか。

Leave a Reply