フィリピンで本日、大規模な反中デモ…緊張走る中国政府

以下は、サーチナで見つけた記事
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2012/05/11(金)

  フィリピンで11日、大規模な反中デモが予定されている。中国政府の各部門はさまざまな方法で、フィリピンに滞在する中国人の安全確保を呼びかけている。4月上旬に発生した中沙諸島で発生した領有権を巡る対立は中国、フィリピンともに解決の糸口をつかむことができず、エスカレートの様相を示している。中国新聞社が報じた。

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  フィリピンの民間団体が、自国内だけでなく国外のフィリピン系住民に向けて、領土問題について中国に抗議するデモの実施を呼びかけた。自国首都のマニラでは、中国大使館領事部の前でデモを実施する。同時に、米国のワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、カナダのバンクーバー、オーストラリアのシドニー、イタリアのローマでもデモを行う。デモは日本でも予定されているという。

  中国の駐フィリピン大使館経済商務部は8日、フィリピン国内の中国系企業、機構に対して、関係者の安全確保を重視するよう呼びかけた。「大規模な反中デモが実施される」として◆できるだけ外出しない◆単独での外出はしない◆デモを見かけたら遠ざかる。近くで見物しない――などの注意点を挙げた。

  中国政府・外交部の洪磊(こう・らい)報道官は10日の記者会見で、「黄岩島の事件に絡んでフィリピンは強硬な言動を繰り返し、民衆の情緒を煽動した」、「フィリピンが自国民と海外のフィリピン系住民の対中デモを鼓舞していることは、国内外の中国人の強烈な反応と関心を引き起こした」などと、フィリピン政府を批判した。

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◆解説◆
  黄岩島はサンゴによって形成された環礁で、一部が海面上に出ている。同島で中国とフィリピンの監視船や警備艇の「対峙(たいじ)」が始まったのは4月上旬だった。

  悪天候を避けて環礁内部の比較的穏やかな海に停泊した中国の漁船12隻をフィリピン海軍軍艦が「捜査」。サンゴや魚介類を密猟した証拠があったとして、中国人乗組員の身柄を拘束しようとした。近くにいた中国の監視船2隻が駆けつけて阻止。その後、双方が対峙(たいじ)することになった。

  フィリピンは黄岩島の帰属問題を国際海洋裁判所にゆだねるよう、改めて提案したが中国は「中国固有の領土なのに、第3者に裁定を求める理由がない」、「フィリピンが同島の領有を主張するようになったのは1990年代になってから」などとして拒絶した。

  中国政府は、「フィリピン政府の中国批判が問題をエスカレートさせている」と非難し、フィリピン政府批判を繰り返している。

  5月10日現在、黄岩島近くの海域で中国側の漁船7隻および監視船などの計11隻、フィリピン側の漁船5隻と警備艇などの計7隻が、にらみ合いを続けているとされる。(編集担当:如月隼人)
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日本とフィリピンは、対中国で、同じような領土問題を抱えている。

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