Archive for 8月, 2010

人間の国際化

火曜日, 8月 31st, 2010

「人間の国際化をしない限り日本の将来はおかしくなる。第二の大和民族を作ってもよいから、若い外国人に日本にもっと来てもらい、少子化を食い止めることに取り組むべきだ」

奥田碩(トヨタ自動車相談役)が、こう発言したらしい。

基本的には、その通りである。今の日本人は、どうも活気がない。日本人なるものは、約2000年前に混ざってできたのであるから、また混ざる必要があるのではなかろうか。移民に関する議論をもっと具体的に行うべきだろう。

萩原朔太郎 利根川のほとり

火曜日, 8月 31st, 2010

萩原朔太郎の詩に 「利根川のほとり」という詩がある。
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きのふまた身を投げんと思ひて
利根川のほとりをさまよひしが
水の流れはやくして
わがなげきせきとむるすべもなければ
おめおめと生きながらへて
今日もまた河原に來り石投げてあそびくらしつ。
きのふけふ
ある甲斐もなきわが身をばかくばかりいとしと思ふうれしさ
たれかは殺すとするものぞ
抱きしめて抱きしめてこそ泣くべかりけれ。
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川の流れがはやすぎるから投身自殺ができないみたいな言い訳にすらならないようなことを言っているが、このうじうじしたところが良いのだ。

中原中也 サーカス 擬態語

火曜日, 8月 31st, 2010

中原中也の詩に、「サーカス」という詩がある。
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幾時代かがありまして
   茶色い戦争ありました

幾時代かがありまして
   冬は疾風吹きました

幾時代かがありまして
   今夜此処での一と殷盛り
      今夜此処での一と殷盛り

サーカス小屋は高い梁
   そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ

頭倒さに手を垂れて
   汚れ木綿の屋蓋のもと
ゆあーん ゆよーん ゆあゆよん

それの近くの白い灯が
   安値いリボンと息を吐き

観客様はみな鰯
   咽喉が鳴ります牡蠣殻と
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

屋外は真ッ闇 闇の闇
夜は劫々と更けまする
落下傘奴のノスタルヂアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
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「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」 これは擬態語だ。何の擬態語かわかりますか?ブランコの揺れるさまを擬したらしい。ブランコ自体擬態語なのでは?ぶらーんぶらーん から来ていそうである。

中原中也の詩の中では、生い立ちの歌が好きだ。

   幼年時
私の上に降る雪は
真綿のやうでありました

   少年時
私の上に降る雪は
霙のやうでありました

   十七ー十九
私の上に降る雪は
霰のやうに散りました

   二十ー二十二
私の上に降る雪は
雹であるかと思われた

   二十三
私の上に降る雪は
ひどい吹雪と見えました

   二十四
私の上に降る雪は
いとしめやかになりました……
私の上に降る雪は
花びらのやうに降つてきます
薪の燃える音もして
凍るみ空の黝む頃

私の上に降る雪は
いとなびよかになつかしく
手を差し伸べて降りました

私の上に降る雪は
暑い額に落ちくもる
涙のやうでありました

私の上に降る雪に
いとねんごろに感謝して 神様に
長生きしたいと祈りました

私の上に降る雪は
いと貞節でありました

中国は世界でもっとも平和な国?

火曜日, 8月 31st, 2010

環球網が中国国内のネットユーザに対して行ったアンケートに関する記事がサーチナに出ていた。
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中国ネットユーザー、「わが国が世界でもっとも平和的な国」と評価
 2010/08/19(木) 11:52

  環球網がこのほど、中国人ネットユーザーを対象に「世界各国の平和的イメージ」の調査を行った。調査は8月10日まで、2カ月にわたって行われ、調査の結果、1万3445票を獲得した中国がもっとも平和的な国として第1位を獲得した。

  調査結果によれば、第2位はスイス(6470票)、第3位はカナダ(2936票)となり、日本は第30位(1251票)、韓国は北朝鮮の752票より少ない230票だった。

  これに対し、環球網は「該当国家が平和を求めているかどうか、軍事力を行使する傾向にあるかどうか、そして該当国家の国内の治安を総合的に評価して判断するものが、中国人ネットユーザーにとっての平和的イメージである」とし、海外諸国の外交と内政に対するネットユーザーからの評価でもあると報じた。

  続けて環球網は、6月にオーストラリアで発表された調査結果を引用。「世界でもっとも平和な国」の第1位がニュージーランド、第2位がノルウェー、日本が第7位に選出されたこと、イラクやソマリア、アフガニスタンなどが「世界でもっとも危険な国」に選出されたことを紹介した。さらに、「オーストラリアでの調査では、中国はBrics(ブラジル、ロシア、インド、中国)および米国、ロシアのなかでもっとも安全な国と評価された」と紹介し、「平和な国」としてのイメージは万国共通であるようだと主張した。

  中国人民大学の国際関係学院の金〓栄教授(〓は火へんに「山」)は、調査結果に対し、「自国がもっとも平和的だと思うのは当然のことである。さらに、中国は内外ともに衝突が少なく、あったとしても外部が引き起こした衝突である。また、中国の伝統文化は内向的で温和、これまで植民地政策を行ったことがないという特色ある文化が、中国を第1位にした要因だ」と分析した。(編集担当:畠山栄)
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「中国が世界で最も平和な国」に同意できる人は、日本にはいないだろう。

クールジャパンの予算

火曜日, 8月 31st, 2010

クールジャパンの予算の記事が朝日新聞(8月28日)に出ていた。
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「クールジャパン」海外発信へ、3省が計27億円要望
2010年8月28日15時31分

 アニメや漫画、食など「クールジャパン」といわれる日本文化の海外発信に力を入れようと、文部科学、経済産業、外務の3省が来年度予算に計27億円を要望する。各省は「それぞれの特長を生かした役割分担」(中川正春・文科副大臣)で、予算獲得を目指す。

 今年6月に「クール・ジャパン室」を新設した経産省は約19億円を要望する方針だ。中国やインドなどの新興国の市場を調査。市場ごとに衣服や家電、アニメ、日本各地の特産品などをどう売り込むかという戦略をつくる。現地の百貨店でのテスト販売や流通業者との商談会などを支援し、そこで得たノウハウを業界が共有できるようにする。

 文科省の文化庁は、「クリエイティブ・ニッポン発信!プロジェクト」事業で約6億円を要望する。地域から日本文化を国際発信する拠点をつくろうと、海外の芸術家に滞在制作をしてもらう事業(アーティスト・イン・レジデンス)をしている自治体などへ助成する。国際現代美術展の横浜トリエンナーレ、東京国際映画祭への支援のほか、東アジアの芸術家を招いた「東アジア文化芸術会議」の開催も計画している。

 外務省は、海外にある大使館などで、日本食の料理教室や日本酒の試飲会を開いたり、日本のファッションについてのセミナーや展示会を催したりする。現地のオピニオンリーダーらを通して日本文化の浸透を促し、関連企業の海外展開を側面から支援する。計2億円を要望する。

 各省とも、菅政権が新設した「元気な日本復活特別枠」に要望する。公開の政策コンテストにかけられるため、競合する恐れもあるが、「互いに連携、調整しながらオールジャパンで進める」(外務省)、「相乗効果を発揮したい」(経産省)と強調している。(赤田康和)

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金額的には少ないように思えるのだが、、。

韓国で漢字復活なるか?

月曜日, 8月 30th, 2010

韓国では、朴大統領のときに、漢字を廃止した。金大中大統領のときに、漢字を復活させようとしたが、あまりはかばかしくなかった。マンガを使って漢字を復活させとうとしているみたいだ。以下は、今日の朝日新聞(オンライン)にあった記事。

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韓国静かに「漢字復活」の潮流 子ども向けマンガが大ヒット

2010年8月30日11時2分

ハングル文字を重視してきた韓国で、静かに“漢字復活”の動きがある。楽しみながら漢字を学べる小学校低学年向けの学習マンガ『魔法千字文』シリーズが大ヒットしているのだ。漢字の魔法を武器に主人公のソン・ゴクウ(孫悟空)が大暴れするストーリーが人気で、既にテレビアニメ化も決まった。

戦う相手を小さくするには「小」、火で攻めてきた相手には「風」。一つ一つの漢字を魔法の呪文として使い、サル族のボス、ソン・ゴクウが次々と怪物や悪党を倒していく。主人公を応援しながら読み進むうちに自然と漢字の意味や読み方を覚えられるのが、『魔法千字文』シリーズの特徴だ。

出版したのは大手出版社のBOOK21。ビジネス本が得意だったが、今回の大ヒットで総合出版社として急成長した。金永坤(キム・ヨンゴン)社長は「ハングル政策が進み、学校で漢字を学ばない子供たちの語彙(ごい)力を心配する親が増えた。そうした親たちの間で、子供に漢字を学ばせたいという空気の広がりを感じて企画した」と語る。

『魔法千字文』では、ストーリーの合間に漢字の意味や書き順を教える解説ページが入り、1冊で約20文字の漢字を学べる。2003年11月以降、18巻刊行され、累計で1200万部も売れる大ヒット。シリーズはこれからも続く。それだけでなく、韓国にはなかった「学習マンガ」という新しいジャンル、市場も生み出した。

人気の過熱を受け、テレビアニメ化の動きも始まった。韓国の大手アニメ制作会社、G&Gエンターテインメントが急ピッチで3Dアニメ化を進めている。同社の鄭極布(チョン・グックポ)・最高経営責任者(CEO)は「1200万部売れたということは、韓国のほとんどの子供が読んだという数字に匹敵する」と、アニメの成功に自信をのぞかせる。

韓国国内では来年5月のテレビ放映を目指すが、政府の支援も取り付けた上で、「バトルものアニメ」として欧米市場にも売り込む予定だ。

■親は「ハングル世代」 「遺伝子に儒学への関心」

子供たちに『魔法千字文』を買い与えている親は、韓国で「ハングル世代」と呼ばれる人たちだ。

ハングルは、1446年に朝鮮王朝第4代国王の世宗によって公布された。大韓民国成立後の1948年には「ハングル専用に関する法律(ハングル専用法)」が公布され、朴正熙(パク・チョンヒ)政権時代の70年に漢字廃止宣言が出された。韓国最古の大学と言われる成均館大学の李基東(イ・ギドン)教授は、「朴政権による急速なハングル専用化政策の背景には、民族主義の高揚と識字率向上の目的があった」と語る。

その反動もあってか、中学・高校の選択科目として漢字教育復活の動きも出始める。98年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領が漢字復活宣言を発表。しかし今の40代以下の世代は、漢字を使わないのが実態だ。

自らも「ハングル世代」という八洲(やしま)学園大学(横浜市)の嚴錫仁(オム・ソギン)准教授は、「我々の世代には、漢字に対するアレルギーがある。漢字入りの本は一切買わないぐらい拒否反応が強い」と語る。そんな「ハングル世代」が自分の子供に漢字を学ばせたがる理由は何なのか。李教授はいくつかの理由を挙げる。

一つは小学生が受ける漢字検定試験の結果が内申書に反映され始めたこと。韓国特有の厳しい受験戦争に勝ち抜くためにも、今や漢字の学習は必須になった。

同時に、漢字ができる生徒は他の科目の成績も高いという調査が発表され、漢字教育熱に拍車がかかった。復活しつつある漢字は中国、台湾、香港の漢字より日本の字形に近いが、「経済的に中国の存在感が高まり、サムスンをはじめ一流企業が漢字の習熟度を採用基準に加えた影響も大きい」という。

しかし、それ以上に李教授が注目するのが「儒教をはじめとする韓国の伝統的価値観への回帰」だ。

成均館大学内の儒学大学院で、大企業の元社長や元大学総長、国会議員などが学ぶ姿が話題になった。漢文を教える学校が増え、多くの社会人が心の豊かさを求め、論語や孟子などの古典を学び始めているという。

「韓国人の遺伝子には、儒学への関心が組み込まれています。親が『魔法千字文』を子供に読ませたがる背景には、単に受験に役立つというだけでなく、漢字の勉強が将来的に子供の教養と人格形成に役立つだろうという思いがある」と、李教授はみている。(竹端直樹)

日本の失われた10年「欧米は繰り返すな」 欧州中銀総裁

土曜日, 8月 28th, 2010

以下は、今日の日本経済新聞(オンライン)の記事。
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日本の失われた10年「欧米は繰り返すな」 欧州中銀総裁
【ジャクソンホール(米ワイオミング州)=大隅隆】欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は27日、米カンザスシティー連銀主催の国際経済シンポジウムで講演し、今後10年の欧米経済の課題は、日本の失われた10年を繰り返さないことだと語った。金融政策運営については、危機対策の資金供給など非伝統的政策の終了が利上げなどに直接連動しないとの考えを表明した。
同総裁は同日朝のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長に続き、昼食会で講演した。過去数十年の過剰な信用創造で積み上がった債務の段階的な削減が「向こう10年間のカギ」と強調。「銀行、家計、企業、政府、中央銀行のバランスシート(貸借対照表)を順序立てて整理する」ことが重要と述べた。
具体的な政策運営では、財政再建で経済の先行きへの不安を和らげつつ、構造改革などを通じ成長力を高める重要性を指摘。成長率が高まることで、家計部門では収入や純資産が増え、政府は税収増と歳出減を見込めるとした。
日本の事例にも触れ、「過剰債務問題を放置し、短期的な成長を図ろうとする考え方があるが
非常に危険。その結果が1990年代の『日本の失われた10年』だ」と警告。インフレを人為的に引き起こし債務負担を減らす議論には「悲惨な結果を招くことは歴史が証明している。特に社会的弱者への負担が重い」と表明した。
金融政策運営では「私の発言から9月2日の(ECBの)金融政策決定に関する解釈を行うべき
ではない」と前置きした上で、金融政策と危機対応の非伝統的手段の関係を説明。金融政策は、常に中長期的な物価安定を実現するように意図しており、短期資金の供給拡大など非常時の緩和策とは連動しないとの考えを強調した。
危機対策の段階的な終了が金融引き締め観測につながることを防ぎ、政策運営の自由度を保
つ狙いが発言の背景にあるとみられる。
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以前にも書いたが、日本は、欧米を追い越してしまったみたいである。 こういう悪い点で。

ビートルズ ベスト 10

木曜日, 8月 26th, 2010

ビートルズベスト10なるものが今日の朝日新聞(オンライン)に出ていた。
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ビートルズの名曲、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」が首位=米誌

2010年8月26日

8月25日、米ローリング・ストーン誌が、ビートルズの「グレイテスト・ソング100」を発表。写真は2007年1月に英国で発行されたアルバム「レット・イット・ビー」の特別切手。Royal Mail提供写真(2010年 ロイター)

[ニューヨーク 25日 ロイター] 米ローリング・ストーン誌が25日、ビートルズの「グレイテスト・ソング100」を発表し、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」(1967年)が1位となった。

2位は「抱きしめたい」(1963年)が入り、ジョン・レノンが英リバプールでの子ども時代を回想し作ったとされる「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」(1967年)が3位にランクインした。

今回のランキングは、ビートルズの最後のスタジオ録音アルバム「レット・イット・ビー」(1970年)のリリースから40周年を記念した同誌の特別編集版の企画として発表された。

トップ10の曲は以下の通り。

1.ア・デイ・イン・ザ・ライフ
2.抱きしめたい
3.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
4.イエスタデイ
5.イン・マイ・ライフ
6.サムシング
7.ヘイ・ジュード
8.レット・イット・ビー
9.カム・トゥゲザー
10.ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス
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僕は、come together は好きではない。あの、鼻をすするような音は好きになれない。

マンガ・アニメで日本語を学ぶ外国人を支援

火曜日, 8月 24th, 2010

マンガを原語である日本語で読みたいという外人が増えているとのことである。
そこで、日本語を学び始めるのだが、日本語が難しいので、
挫折してしまうことが多いらしい。
これは、日本とすれば、もったいない話だなあって思っていたら、
最近の新聞に、国際交流基金がそのためのHPを開設して好評、という記事があった。
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「アニメ・マンガの日本語」世界的人気に
 「モテモテ」「ムカつく」「かかってこい」など、日本のアニメや漫画によく出てくる表現を学べる外国人向けサイト「アニメ・マンガの日本語」が人気だ。

 独立行政法人・国際交流基金関西国際センター(大阪府田尻町)が2月に開設したところ、アクセス数は半年間で約120万件に達した。海外のアニメファンの心をしっかりつかんだようで、利用者は世界165の国・地域に及ぶ。
 日本のアニメや漫画は海外でも若者らに支持されており、最近では「漫画を日本語で読みたい」というファンが増加。ところが、日本語の教科書にはない表現も多く、意味が分からないまま、読み飛ばしている人も多いという。
 外国人の日本語研修を行っている同センターにもそうした相談が寄せられ、学習サイトの開設を計画。「鉄腕アトム」「ドラゴンボール」など約300の作品を調査し、登場機会の多い少年や少女、侍など8種類のキャラクターごとに、それぞれが多用する計3000種類のセリフや表現を収録した。
 日本語で書かれたセリフを選択すると、意味や使用方法が英語で表示され、発音を聞いたり、クイズ形式で学んだりすることも可能。プロの漫画家が書き下ろしたオリジナル作品を通じ、「モグモグ」「ざわざわ」などのオノマトペ(擬態語・擬声語)の意味を学べるコーナーなども設けた。制作費は約800万円。
 担当者は「予想以上の反応。サイトを機に、日本への理解がさらに深まれば」としている。アドレスはhttp://anime-manga.jp
(2010年8月21日16時12分 読売新聞)

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「モグモグ」「ざわざわ」などのオノマトペ(擬態語・擬声語)の意味を学べるコーナーもあるとのこと。 僕も、今、マンガ好きの学生と、日本の小説やマンガに登場する擬態語・擬音語がどのように外国語に訳されているかを調べているので、近いうちにそのコーナーをのぞいてみよう。

中国語の約7割が日本語

火曜日, 8月 24th, 2010

8月14日に、中国の正式国名「中華人民共和国」の
「人民」と「共和国」が日本語だということを書いたが、
シンガポール紙によれば、現在の中国語の約7割が日本語だということである。

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2009年2月15日 09時47分

現代中国語にあふれる日本語、「職場」「人気」など逆輸入―シンガポール紙

13日、日本語を由来とする言葉が現代中国語のなかにあふれ、中国の現代文化に大きな影響を与えていると伝えられた。

2009年2月13日、シンガポール華字紙「聯合早報」は、現代中国語の社会や科学、文化の分野で日本語を由来とする言葉が7割を占めると報道。外来語である日本語が現代中国文化に大きな影響を与えてきたと説いている。

中国の漢字が日本に渡ると、日本人はこれを用いて日本独自の発想の下に新しい言葉を作った。その多くが中国に逆輸入されていることは中国ではあまり知られていない。芸能ニュースでよく目にする「人気」や「写真」「超…」といった言葉は日本からの外来語だ。

中国人が知らずに使っている言葉の多くが日本語である確率は高く、最近目にする「新人類」や「職場」「達人」なども日本語からの逆輸入。また、日常的に使用される「健康」や「衛生」「文化」「時間」「労働」「生産」などの言葉もすべて日本語から来ている。これら日本語の中国での浸透度はあまりにも深く、範囲も広い。今や日本からの外来語抜きで中国語は成り立たず、会話も出来ないほどだ。

一部の中国人はこうした状況を「日本語による文化侵略」や「中国語の災難」と批判しているが、それは彼らがあまりにも狭い立場からでしか物事を見ていない証拠であると同紙は指摘する。現代中国語のなかにあふれる日本語は日中両国の文化交流と文化融合の結果であり、中国の現代化を推し進める原動力になっていると記事はまとめている。(翻訳・編集/本郷)