Archive for 12月, 2009

危機言語

金曜日, 12月 25th, 2009

昨日は、大学の忘年会で、丸の内の響という店で食事をしました。サントリー系の店でした。それなりにおいしいでした。大学から歩いていきましたが、、暗かったので、場所がわかりにくかったです。

ところで、ユネスコによれば、日本には、日本語以外に、アイヌ語、沖縄語、八重山語、与那国語、国頭語、宮古語、奄美語、八丈語の八個の言語があるそうです。この八個の言語は消滅寸前の危機状態にあります。
八丈語の「八丈」とは東京の八丈島のことです。東京都に、日本語以外の言語が存在するとは、知りませんでした。どんな言語なんでしょうか。

漫画と日本語

木曜日, 12月 17th, 2009

漫画は、日本が誇る文化です。この漫画には、擬声語(ダーッとかトントンなど)が非常に多いです。日本語は、世界の言語の中で、(たぶん)もっとも擬声語が多い言語です。日本の漫画が優れている原因のひとつは、擬声語が多い等の日本語の性質に求められそうです。手塚治虫は、漫画を象形文字だと言ったとのことです。

サロゲート

水曜日, 12月 16th, 2009

昨日、サロゲートという映画の試写を見ました。サロゲートとは身代わりロボットのことです。このロボットが人間の生活の代行をするのです。人間は、そのサロゲートを部屋のいすに座って遠隔操作するだけなのです。
そのサロゲートに反対する人たちは自治区を作っています。
その自治区に、サロゲートを破壊する機械があり、それでサロゲートを壊すと遠隔操作している人間のほうも死んでしまうのです。
その機械を奪おうとして戦いが繰り広げられます。

この映画の監督は「身体的接触がどんどん希少になっていく世界で、愛の観念はその意味を失うのではないだろうか?それがこのストーリーを通して私たちが探求しようとしたテーマのひとつだ」と言っています。私は、こういう哲学的な内容を期待して映画を見ましたが、映画の内容はアメリカ的な単純なものでした。

監督がこの映画はSF映画だというのなら、私は何もいいません。しかし、監督がこの映画は「愛の観念が意味を失う云々」という映画だというので、意見したくなります。
もし、そういう映画にしたいのなら、朝から晩まで部屋のいすに座ってサロゲートを操作だけしている人間の心理を描写すべきですが、それはまったくありません。精神と身体は単純に分割できると考えているようです。

また、サロゲートに反対する自治区を、必要以上に、汚く描写しているのも気になりました。監督の差別意識の現われなのでしょうか。

認知発達理論分科会

火曜日, 12月 15th, 2009

12月12日に、早稲田大学で発達心理学会の認知発達理論分科会が開催されました。
読んだ本は、Overton, W. F., Muller, U., & Newman, J. L. (2007)
Developmental Perspectives on Embodiment and Consciousness.
ショートレクチャーは多賀 厳太郎(東京大学大学院教育学研究科教授)も「身体性と発達」
でした。

小学校英語教育について

木曜日, 12月 10th, 2009

2011年度から小学5、6年で英語が必修になります。
僕は、小学校英語教育には反対です。
理由は、いくつかあります。
たとえば、日本語を母語にするのを妨げる可能性が大きいからです。
詳細は拙著「日本語は論理的である」をご覧ください。

日本人は英語が下手です。
いろいろと理由はあるでしょうが、最大の理由は、日本語が英語ともっとも異質な言語だからです。
下手よりは上手のほうがよいでしょう。
上手になるには、中学校からの英語教育を見直して時間を増やせばよいと思います。

また、英語が事実上の世界語であります。
このまま行くと、将来、地球上の言語は英語的な言語だけになってしまうかもしれません。
言語生態系としてはきわめて不安定な状態で良くないことです。
言語生態系の安定性のために、英語ともっとも異質な日本語を維持し残すのは、
日本人の国際的な使命なのかもしれません。
だから、日本人は少々英語が下手でも良いではないでしょうか。
むしろ、日本語を「磨く」ことのほうが重要ではないかと思います。

被験者

月曜日, 12月 7th, 2009

脳の実験をしています。母音等を聞かせたときの脳の反応が日本人と外人で違うというような実験です。外人の被験者を集めているのですが、なかなか集まりません。何か良い方法はないものでしょうか。時間単価が1時間850円と安いのがいけないのでしょうか。脳波の実験は神田でできるのですが、MEGは千葉ニュータウンまで行かねばなりません。